私の予想がズバリ当たってた?

 自民党はどこへいく(選挙の数字編)

 自分でもすっかり忘れていたが、去年の冬の時点で私は今回の選挙の予想を試みていた。この頃は自民党郵政造反組の復党を認めるとか認めないとか騒いでいた時期だ。

自民党造反組の復党を認めてしまうと、おそらくこの500万票を失うことになる。なぜならこの「普段は選挙に行かなかった層」は小泉の「力を貸してくれ」という訴えに答えた「一時的な自民党支持者」であると思われるからだ。今頃「復党?そんなアホな!」と思っているはずである。その人たちはただでさえ投票率が低い参議院選挙のこと、かなりの確率で投票に行かないと予測される。すると、これだけで-500万票になる。もちろん創価学会の磐石な支援はあるんだろうが、それはここ10年くらい同じだったわけで・・・おまけに小泉人気というドーピングがなくなってしまったので、小泉政権以前の水準に得票数が戻ることになる。

 あらら?小泉人気消滅で−350万票、さらに小泉の郵政マジックも消滅で-500万票、2つの「魔法」が消えて計-850万票だぞ?これってかなりやばくね?安倍が人気とは言っても小泉のように+350万票が期待できるとは思えん。

 ほとんどピッタリやんけ!我ながらすごい(笑)

 もっとも結果から言えば「安倍人気」なんてものは一時のブームにすぎなかったことになるわけだが。

とすると安倍自民は小泉就任以前の衰退自民党とまではいかなくても、それよりも少しマシな劣化版小泉自民と言う印象だろうか。劣化版小泉自民と小沢民主・・・・・うーん、有権者はどっちが「マシ」だと思うんだろうか。

 結局、有権者は小沢がマシと判断したようだ。去年の冬の時点ではこれは読めなかった。何故ならば安倍がここまで無能だと言うのはある意味「想定外」であったからである。リーダーシップの欠片もなければ、知性も感じさせない。ここまでひどい宰相は今までいただろうか。小泉の一本釣りで出来た「なんちゃって宰相」は予想以上にひどかった。

 これから粘り腰を見せることが出来るのだろうか?

 できねえだろうな。