各党の比例での得票推移 最新版

2000年 2003年 2005年 2007年

自民 1,694  2,066  2,558 1,654

公明   776   873   893 776

与党計2,470 2,939  3,451 2,430

民主 2,166 2,210  2,075 2,324

共産 672 459   487 440

社民 560 302   369 263

日本   ---   ---  162 177

国民  ---   ---   117   127  

野党計3,514 2,971  3,254 3331

投票率62.45% 59.81% 67.46%  58.63%

分析:自民党は小泉以前の2000年に逆戻り。前回の郵政選挙と比べれば1000万票近く減らす。
   公明党もこれまた2000年のレベルに逆戻り。
   民主党は好調だった2003年からさらに上積みして初の2300万票台達成。
   共産党社民党ともに退潮が顕著。特に社民党は前回よりも100万票も減らす。
   国民新党新党日本は共に微増。

総評:2000年と2007年を比較してみると、自民党小泉人気で一時的に票を増やしたものの、安倍で元の木阿弥に戻ったことがはっきりと分かる。要するに小泉時代自民党の得票は異常だったのである。マスコミ的には、自民党の旧来の地方の支持層を切り捨て、都市型の改革政党を目指したので、そこを小沢につかれ、地方の票を民主党に取られてしまったことになっているが、全体の得票数は変わっていない。地方ごとの得票数を詳細に調べる必要があるが、データはどこにあるんだろ(笑)共産や社民は退潮傾向がさらに鮮明である。両党とも選挙の度に工夫を凝らしてはいるようだが、選挙民からほとんど相手にされていないことが分かる。このままいくとあと2回ほど選挙があったら両党とも消滅しそうな勢いである。得票数だけを見ると、共産党社民党が減らした得票数はそのまま、民主、国民、日本へと移行しているのは興味深い。