僕らはどうやって真実を見分ければいいんだろ

 新聞やテレビやインターネット、毎日様々な情報が入ってくる。
 一般的には大新聞とか読んでたらお利巧さんだってみなされるみたいだ。特に某経済新聞を読んでればインテリだと見なされちゃうような傾向も一部であるみたいだ。その傾向は大間違いなわけだけどさ。

 そんなゆがんだ風潮は横に置いとくとして、僕らは仕入れた情報を真実かどうかをどうやって見分ければいいんだろうか。
 
 常識的に考えて専門的な分野は僕らみたいな一般人には分かりはしない。経済、政治、軍事、外交なんかは特に専門知識がないと本当はチンプンカンプンのはずなのだ。だって、大学や研究所で専門家が毎日一生懸命それについて考えてるんだぜ?んで、それで一生費やしたりしてるんだぜ?一般人に分かるはずがないじゃないか!
 でも、なんだか知らないけど僕らは分かったつもりになってる。
 そう言う「分かったつもり状態」でいると、「日本の国際競争力を高めるには…」とか「近頃は少年犯罪が増えてますねえ…」とか、いかにも分かったことを言ってる人たちを利口だと思って付和雷同しちゃうのだ。オマケにそいつらは大学の先生だったりするので性質が悪い!!
 んで、一般人である僕らは結局、踊らされたり、騙されることになる。
 
 誤解しないでくれ。僕は権威を認めないわけじゃないよ?本当の権威というものは存在すると思ってるよ。嘘の情報をばら撒く連中が「偽者の権威」だっただけなんだよね。
 
 それはともかく、嘘の情報に踊らされたりしないために一般人が出来ることは何なんだろうか?
 アホの私が頭をフル回転させて考えてみちゃうぞ。

1.その情報についてとことん調べる。

 基本的にはこれが一番正しい。でもさ、こんなこと一般人には出来ねえだろ。だって、毎日入ってくる情報は膨大なんだよ。こんなことやってたら人生が終わっちゃうぞ!。おまけに考えるにしたって考える方法論というのが存在するはずだ。(その方法論の積み重ねを学問と言うんじゃないのか。知らないけど。)それに乗っ取ってない限り、いくら考えても間違った結論に到達せざるを得ない場合だってあるはずだ。「常識」に頼るのは時として危険だったりするのだ。

 そんなわけで次だ。

2.信用できそうな人に話を聞いたり、著作を読む。

 やっぱり一般人はこれになっちゃうんだよなあ。でもさ、そもそも誰の言ってることが正しいかを僕らはどうやって判断すればいいんだよ?大学教授だの、評論家だの、って立派な肩書きを下げてる連中だって、トンデモな連中がいっぱいいる。肩書きだけじゃ、判断できないのだ。
 そんなわけで次のようなことをしちゃう。

3.信用できそうな人が誰かを信用できそうな人に教えてもらう。

 うわ!自分で書いてて笑ってしまった。でも、僕がやってるのは間違いなくこれだ!だってさ、僕のやってることと言ったら、ブログやHPを読んで、「こいつは信用できそうだ」って言う連中が元ネタにしてるような本や掲示板をちょこっと読んだり、眺めてるだけなんだぜ?
 
 だから私が信用できるって思った人がそもそもトンデモな人だったらもうアウト!私の世界は一瞬で崩壊しちゃうのねん。本に使った金や時間が全部無駄だったってことになっちゃう。こりゃ、五島勉の本を買っちゃった中学生状態だ!(謎)
 
 でも、上に書いたように世の中にはちゃんと真実を語ってる人がどこかには必ず存在するはずなのだ。これは間違いない(はずだ)。2で言った「信用できそうな人」って言うのは「本当の権威」って言うべきなんだろう。僕がそこに直接アクセスできりゃ問題はないのだ。
 自分に能力がないんだったらせいぜい2をやるのが一般人の限界じゃないのかなあ。

 まあ、私が天才だったら1をやれるんだろうけどな(笑)