小さな政府=必要なこともしない政府、なの?

 災害対策における「小さな政府」の脆弱さのエントリーで知ったのだけど、アメリカって言いがかりの戦争(だって、大量破壊兵器は結局無かったんだよ?)にあんなに金を使ってるくせに、国内の必要な事業には金を使ってなかったらしいぞ。
 今の日本だって教育、福祉、医療も最低限の国民の安全を保障する制度に対する費用が「小さな政府」のスローガンで削減されようとしている。
 あ〜あ、なんでアメリカみたいに不幸な国を真似しようとしてしてるんだろ。そんなに差がつかなくて、そこそこみんなが幸せな国でいいじゃん。
 災害時に強姦強盗略奪が起こるような国がみんなそんなにいいわけ?
 一部の金持ちがファイナンスで30年前よりもずっと金持ちになったけど、底辺の連中が30年前より貧しくなった国なんだぜ?
 特権階級の世襲政治家どもがグローバリズム大好き、競争社会大好き、貧富の差がある社会大好き、っ言ったからって、それがなんなの?
 あいつらは国民が貧しくなっても「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」なんて言いかねない連中だ。
 詐欺師は自分のじゃない痛みを自分が受けてきたかのように語り、自分じゃない誰かに痛みを押し付けようとするのだ。
 
 余談だけど四国の渇水はダムをもう1個くらい作れば解決するんじゃないの?生活に必要な水の確保なんて先進国の最低の条件じゃないの?
 それとも水の確保も自己責任ということなんだろうか(笑)