嘘も百回言えば真実

 これはヒトラーが実践した手法であるが、現代の政治でも相変わらず多用されている手法である。
 「ゲームは青少年に悪影響を与えている」「少年犯罪は増えている」「最近の若者は怠けている」「改革なくして成長なし」「日本は借金まみれ」等々、この種のスローガンには枚挙に暇が無いが、これらの共通点は根拠を全く示さず、人々の誤解や偏見を助長し、悪用していることである。
 自称良識派の人々がこれらの意味の無いスローガンを支持しているように見受けられるが、根拠が無い以上、これらの考えを受け入れるのは単なるアホか電波である。そしてもっと悪いのは権力や権威がある人々がそれらの考えを支持することである。
 どうも神奈川県知事松沢氏はそう言った最悪の種類の人物のようだ。
 
 彼のブログを読めば分かるが彼はゲーム規制をすすめている。しかし彼はその根拠を全く示していない。「青少年に有害だ」という「主張」を反復しているだけである。これでは鸚鵡(オウム)である。
 一方で彼のブログのコメントにはかなり論理的な主張が多く見受けられる。

 とくにこの1番目のコメントなんて、素晴らしい。まことに論理的かつ科学的である。

 行政の責任ある主体として知事にはこれに答えて欲しいものである。それが出来無なければ、知事はやはり電波であり、ヒトラーと同じ種類の人間である。

 まあ国政の主体が大電波な奴(小泉は自分の考えの正当性を全く説明できない。あるのは国民を陶酔の巻き込む能力だけである。)なので、地方でもこういう人が登場するのもしょうがないと言えばしょうがない。しかしこうやってブログを開設して、ワザワザ攻撃されやすい状態にしている以上、攻撃しない手は無い。知事は疑問に答える義務がある。
 まあ、近日中に閉鎖すると思うけど(笑)。
 そうなったらきっと、自らの非論理性、非科学的な態度は横に置いて、「ネットには悪質な言説が蔓延している。ネットを規制すべき」とか言い始めるんだろうな。