朝生での遥洋子氏の発言

 戦争に実際に行った人を集めて話を聞く、というスペシャルバージョンだった。
そこにゲストで遥洋子が出ていた。なんとなく眺めていた番組だったが、彼女の行動で理解に苦しむ点があった。
 冒頭で田原総一朗氏が世代別での戦争観を語ったのだが、途中でで遥洋子氏に年齢の話題を振ると答えなかった。なんでか知らんが歳を言いたくないらしい。(この人の公式プロフにも年齢を書いてない。)
 まあ、これは女性だから、という擁護も出来るだろう。(彼女はフェミニストだった気もするが)
 しかし番組の中での日本兵だった人たちの発言の途中での遥洋子氏の突っ込みはつまらなかった。というかあの戦争に対する基礎知識がそもそも不足しているように思えた。
 おまけに最後の方で「南京大虐殺はあったと思いますか?」などと実際に現場にいなかった人に執拗に聞いていたのは飽きれてしまった。あんな公の場で、そんな印象を聞いてどうするつもりなのだろうか。どうも彼女の世界観では虐殺は存在しないと困るかのようであった。(彼女のあのような行動を賞賛する人が少なからずいるのであろうか。)
 質問された人は「あったと思います」なんて答えてたから遥洋子氏は納得したようだが、もし「なかったと思う」と答えてたらどんな反応を示していたのだろうか。
 ああ言った議論の場にはその主題についてある程度の知識を有していて、かつ、適切な質問ができる人を起用して欲しいものだと思った。
 阪神を応援してる時は良かったのに・・・・・なんでワザワザ文化人を気取るようになってしまったのだろう・・・・・文化人という存在がそもそも怪しいのだが、議論の場に呼ばれたからにはある程度の知識は身につけるくらいのことはすべきじゃないのだろうか。
 なんかふと思い出したので書いてみた。