はてなが住所登録義務化を撤回した。

http://www.hatena.ne.jp/info/press041125

私は11月上旬に行き成りの住所登録の義務化に不信感を感じて、
某ブログに移転していた。

以下はその時に書いた文章である。

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新しいブログでも探すかなあ、と思ったきっかけは1通のスパム、否、メールだった。
 ある日住所登録を求めるメールが送られてきた。「なんだこりゃ、新手の詐欺商売か?」と思ったら、登録してたブログだった。いついつまでに住所登録しないと、ブログを使えなくするぞ、という内容だった。
 このメールははっきり言って気分悪かった。
その時に思ったのは「この会社は何を考えてるだろうか?ちょっと怪しいぞ?住所を明記って、住所なんてネット上で書くのはよほどのことだぞ?とにかく気味が悪いなあ。他にもブログはいっぱいあるんだから、移転するかなあ。どうせ無料サービスだしなあ。文句なんていうのも変だし。気に入らなきゃ出て行くだけさ。明日出て行けって言ってるんじゃないんだし」だった。
 そんな風に漠然と思っていたら、ある日またメールが来た。なんと今度は前のメールで知らせた期限を1ヶ月延期すると言う。「やっぱり1ヶ月期間を延長しま〜す。なんか言い方悪かったみた〜い」という内容だった(私の印象)
 これで今まで漠然としていた気持ちが俄かにはっきりとしてきた。「移転」それを実行に移す時だなあ、と思った。
 そこで思い出したのが、私のブログに奇特にも書き込みをしてくださったある方のことだった。「そう言えばあの人は・・・っていうブログだったなあ。よし、そこに行くかあ。」
 このような安直この上ない思考で移転先は決まった。
 ところで、この2つのメールに関しては様々なブログで様々な角度から批判されているようだ。
 ネットの有名人、切り込み隊長や、2ちゃんねるの管理人ひろゆき氏、はては弁護士さんまでがこの対応を批判していた。
 しかし、もう私は細かい議論はどうでもいい。私は「何か嫌な気分を感じた。だから移転する」それだけである。

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 しかし、この後、はてな側もこの態度を反省したらしく、色々と検討を重ね、ついに今
回の結論に至ったようだ。最初の対応はまずかったと思うけれども、その後の経緯は誠実
な感じがした。
 私の「嫌な気分」は解消された。
 私は移転を撤回し、はてなに戻ることにします。