今のところの経済政策の成績表
自民党与謝野路線＝財政再建＝増税＝日本破滅路線 マクロ経済？なにそれ？状態。
第1次安倍内閣中川秀直路線＝成長することで財政再建＝しかし構造改革で名目成長率を引き上げるという香ばしい電波路線。マクロを唯一重視。
民主党＝農家にばら撒く路線＝歳出削減に失敗するならば、国債発行額が増えるので結果的にウマー？農家にばら撒くことでどの程度の乗数効果が現れるかが未知数。本当に歳出削減するならば現政権以上の最悪な路線。これまたマクロ無視。
あまりに電波が並んでいるので採点するのもいやになるが、あえて採点するならば中川秀直の路線が一番マシだったのかなあ・・・でも、彼が日銀法を改正してインフレ目標を設定するというのは今考えると苺びびえす経済板派の妄想だった気がするし・・・
今の時点で考えられる最悪な未来予想は自民＋民主で歳出削減競争に陥り、さらなる歳出削減が行われることだ。現政権内で唯一の公共事業派である麻生がどこまで存在感を発揮できるか。また、その政策を民主党が飲むかどうかポイントであろう。
もちろん次の日銀総裁が誰になるかが大きなポイントだ。野党が参議院で多数派を占めたことによって、竹中という可能性はほとんどなくなった。モリタクにでもなれば最高なんだが。まあ有り得んよなあ。。。結局は福井が指名した人になるのかな・・・そうするとデフレターゲット継続になって・・・
うーん、八方塞だな・・・
追記：2007年9月5日 与謝野がどんな風に電波なのかをbewaad先生が詳しく論じておられるので、詳しく知りたい方はそちらを参照してください。
与謝野官房長官の恐ろしい経済認識 bewaad institute@kasumigaseki
追記2：2007年9月7日 有名な方々が続々と書いているのでそれもリンク
