問答無用

 牧原秀樹議員との対論 Bewaad Institute@Kasumigaseki

 ありがとうございます。こうした議論を続けるのは大切ですが、私はエコノミストではないので、エコノミスト的な議論は避けたいですし、それ自体には意味がないと思っていますので、遠慮させて頂きます。

ドーマー条件を巡る理念的な対立があったのはご承知の通りですが、結局対立があるということが問題であって、そもそもそんなことをしている暇はないというのが私の意見です。

財政は破綻している、いないというのもそういうことです。現実的には国債を発行しても消化されているわけですし、何ら不払いがないために財政は理論的には破綻していません。しかし、どうひっくり返ってみても今の財政状況が健全ではないのは明らかですし、このままの税体系や社会保障体系、そして少子高齢化や国際競争力の衰退などの客観的状況を見れば、国民に警告を発しておく必要がありますし、財政状況をきちんと理解してもらう必要があります。

いずれにせよどちらが正しい、正しくないなどの決着をつける必要はありませんし、私は学者ではないですので、国民にとって正しい道と思える道を示すのみです。学者の方は、是非理念や学説の対立の中で、自説が正しいということを証明していただき、そうすればいずれ竹中さんのように思う存分自分の考えで腕をふるってもらえる日が来ると思います。

 竹中さんのように思う存分自分の考えで腕をふるってもらえる
 竹中さんのように思う存分自分の考えで腕をふるってもらえる
 竹中さんのように思う存分自分の考えで腕をふるってもらえる

関連:http://d.hatena.ne.jp/miyatake_gaiko/20061122/p1