大臣の顔ぶれ見たんだけど・・・

 見事に国際競争力馬鹿、緊縮財政馬鹿、人間力馬鹿の勢ぞろいだったので笑ってしまった。
もちろん、小泉政権と比べればどうだ?と言われれば「マシ」かなあ、とは思うんだが、
それは最悪がやや悪いになったというくらいのものである。
 小泉という特殊な人物の後だから誰がなってもこうなるのは予想されていたことではあるん
だが暗い時代が続きそうだ。
 bewaadさんのブログに書いていた最悪の未来のシナリオへのレールは引かれたままである。

<向こう10年間の仮想シナリオ>

小泉自公政権継続
増税財政再建・行革路線失敗
→07〜08年頃に倒閣・民主党主導政権成立「まだまだ改革が足りなかった」
→さらなる「真の改革」が始まる
→景況は絶望的に悪化。
→岡田退陣。現在の「若手」による「我々こそが真の改革派なり!」(いったい何人いるんだ)という自民・民主の超党派(主力は元官僚・元金融・松下政経塾出身者)による新自由主義原理型政権が成立。市民派NPO勢力なども一縷の望みを掛けて(まだ懲りないのか?)草の根から勝手連で擁立。
→ますます階層化が悪化。GDPも微増・横這いを繰り返し、各種経済指標はいよいよ有名無実となる。


参照:笑えない未来像

唯一、希望を見出すとすれば、普通の人間、安倍が誰かの意見を聞き入れて途中で改革路線を
なし崩し的に放棄することである。


http://d.hatena.ne.jp/miyatake_gaiko/20060709