ベネズエラとブラジルがうらやましく感じた。
昨日の夜、NHKスペシャルで「▽格差社会と戦うベネズエラ革命▽国家転覆の危機に米の影▽衝撃の石油戦略」、「▽格差と戦うブラジル▽石油代替エネルギーで貧しさから脱出▽急接近する中国」の2本の番組を見た。
いずれもアメリカ的な新自由主義に対抗し平等な社会を理想とし、独自の外交・社会運営路線を断行していると言う内容であった。
特に堂々とアメリカに対抗するベネズエラのチャベス大統領の姿には感動してしまった。ブッシュとキャッチボールをして媚びへつらっているわが国の首相は一体何なのだ・・・・
たしかに日本は格差が広がったとは言えブラジルやベネズエラに比べれば圧倒的に豊かである。しかし、いつまでもアメリカの奴隷のような国のまんまである。GDP世界第2位の国がこんなのでいいのだろうか。日本だってやろうと思えば独自路線を取れるはずではないのか。
経済的には平等、外交的には自主路線(媚中、隷米どちらでもない外交)を目指すという指導者は現れないのか。眠りにつきながら考えた。
21世紀の潮流 ラテンアメリカの挑戦 (2回シリーズ) 第1回「脱アメリカ宣言 ベネズエラ 7年目のチャベス革命」