経コラが郵政民営化再考

 郵政改革の本質

郵政改革推進派は、「郵政をこのままに放っておくと、そのうち国鉄のような大赤字になり、大きな財政赤字を抱える日本はこれに対処できなくなる」とか「財政投融資の原資となっている郵貯簡保の改革は、構造改革の本丸だ」という明らかなデマを飛ばしていた。一方、反対派は米国の陰謀説に走ったのである。

反対派も賛成派も陰謀論ばかりでほとんど真実を言っていなかったことを暴いている。
しかし、1年経った今過疎地のサービス低下の動きは明らかに起こっている。
素朴に田舎を守りたいと思っていた人たちはひどい目にあったが、がんばってほしい。

また次の一節は興味深い。

郵政改革を、最近の「三位一体政策」や「市町村の合併促進」などをも含むある種の大きな流れの中の一つと捉えている。それを端的に説明すれば「日本の非日本化運動」である。特に郵政改革に関してしては、古来からの日本の伝統を受継ぐ地域の生活基盤の破壊だけではなく、精神的・宗教的基盤の変革を伴うものと考える。来週再び取上げるが、筆者は郵政改革を巡る対立が一種の宗教戦争の側面を持つと見ている。

今の自民党の主流派が日本破壊勢力であることを喝破している。小泉の飼い犬の
統一教会べったりの安倍が「美しい国へ」などと言う本を書いているようだが、
この彼が目指す「国」というのはもはや日本ではなく別の国なのである。 
 小泉自民が女系天皇を推進しようとしていたことも非常に象徴的な出来事であっ
た。別の天皇家を立てて別の国を作るつもりだったというのが深層にあったと私は
睨んでいる。この時小泉一派は「今上天皇のご意思」とやらをちらつかせ周囲を説
得しようとしていたことを私は一生忘れない。最近日経新聞天皇の側近のメモを
持ち出していたが、それよりもずっと前に小泉がやっていた。実際にはそんな発言
天皇が小泉にするはずがないのであり明らかな捏造であった。日本を破壊するた
めには何でもする男なのである。

かつて外国勢力から日本を死守しようと立ち上がった吉田松陰はこう詠んだ。

 「身はたとひ 武蔵の野辺に朽ちぬとも 留め置かまし大和魂

今こそこの句を思い出し、大和魂を守るときである。