前代未聞の出場停止3日間

 露鵬がカメラマンを病院送り/名古屋場所 

 なんと、露鵬がカメラマンに殴りかかってしまったらしい。
千代大海との取り組みは私も見ていた。露鵬を土俵の外に押し出した千代大海が何故か露鵬を睨みつけ口論になったのだ。
 露鵬もにらみ返して場内は騒然となっていた。解説も苦言を呈していた。
 その直後の出来事は記事から知った。

常軌を逸していた。熱くなると興奮のあまり我を忘れる露鵬が暴走した。結びの一番が終わると、取組後に口論となった千代大海の風呂場に直行した。むしゃくしゃした気持ちのまま大関に向かって挑むように声を張り上げた。心配して待ち構えていた白露山が止める中、風呂場のドアの窓ガラスを割り、破片は千代大海の体に飛び散った。

騒ぎを知った九重審判長(元横綱千代の富士)に呼び付けられ、マナー違反を叱責(しっせき)されてさらに頭に血が上った。審判部室を出ると一斉にフラッシュが浴びせられ、両手を上げた。窓ガラスを破壊した時にケガをした右手にはタオルが巻かれていた。2人のカメラマンを両手で左右から強く手のひらで殴った。カメラマンのストロボとメガネが飛んだ。毎日新聞社のカメラマンは名古屋市内の病院で治療を受け、「顔面打撲」による4日間の休業と加療と診断された。中日新聞社のカメラマンにケガはなかった。

 あろうことか一般人(非格闘家という意味で)に手を出してしまったのだ。言うまでもなくプロの相撲とりが一般人に暴力を振るえばそれは「凶器」である。なんか北尾光司を思い出してしまった・・・・

 露鵬は性根の悪い人じゃないはずだ。母国の仕送りして家族を養っているそうだし、おまけに色々寄付もしているそうだ。
 
「カッ」となったのだろうが・・・・廃業にならなかっただけ幸いか。

 この出場停止処分で頭を冷やすべきだろう。