明日はどっちだ?

 さとうしゅういちさんの秀逸な分析

 地獄への道は善意で敷き詰められている

 付け加えるものがないほど秀逸な分析。ここ15年ほどで日本に起こったことが正確に分析されている。

 しかしこうした分析は世間では圧倒的少数派である。日本破壊はもはや止まらないだろう。この5年で日本はすっかり地獄のようになった。これからも構造改革が足りないとかなんとか言う誤ったアホの言い分がこれからもまかり通るだろう。
 下記の恐怖の未来は近づいているのである。

<向こう10年間の仮想シナリオ>

小泉自公政権継続
増税財政再建・行革路線失敗
→07〜08年頃に倒閣・民主党主導政権成立「まだまだ改革が足りなかった」
→さらなる「真の改革」が始まる
→景況は絶望的に悪化。
→岡田退陣。現在の「若手」による「我々こそが真の改革派なり!」(いったい何人いるんだ)という自民・民主の超党派(主力は元官僚・元金融・松下政経塾出身者)による新自由主義原理型政権が成立。市民派NPO勢力なども一縷の望みを掛けて(まだ懲りないのか?)草の根から勝手連で擁立。
→ますます階層化が悪化。GDPも微増・横這いを繰り返し、各種経済指標はいよいよ有名無実となる。


参照:笑えない未来像