糸川議員の事件の背後関係?
上記エントリーには驚くべきことが書いてある。
糸川代議士は2月12日、毎日新聞と組んで南青山3丁目の土地問題を国会で追及していたのだ。
糸川は国会で実によく質問した。国民新党はベテラン揃いで自然と彼に質問が集中した、というのが真実のようだが。(参考:1国会で質問86回 国民新の糸川議員が衆院最多記録)
産経新聞によると糸川議員が国会質問で取り上げられた不動産取引を巡る問題で3月3日、糸川議員が地元福井市内に戻った際、建設業関係者から飲食店に呼び出された。
糸川議員が出向いたところその飲食店には暴力団関係者や建設業関係者らがおり異様な雰囲気だったという。さらに驚かされることはそこに大野功党統元防衛庁長官・奴賀裕行政策秘書と岩永峯一の長男で地元秘書である聡明が同席していたことである。
ここまでは一般の新聞記事と同じだ。この2人の秘書は知らぬ存ぜぬを決め込んでいる。ようするに「たまたま」その席にいただけで「糸川議員への脅迫は知らなかった」と言うのだ。
新聞記事ではそこで終わっていた。はっきり言って新聞記事だけでは訳が分からなかった。肝心な部分が抜けているからだ。
ところが上のエントリーにはこんな背後関係が書かれている・・・・
永田町関係者が言う。
「あの土地は都市再生機構や一軒家の地上げなどにアメリカの企業再建・更生ファンドである「サーベラス・グループ」関与し、その地上げ部隊として暴力団が入り乱れるなどグチャグチャな状態だった。
今、中川政調会長や竹中平蔵らが100兆円の国有地売却をもくろんでいる。その一環で都市再生機構の土地の売却も遡上にあがっていた。
この土地が動けば数百億円の利益があがることにもなる。
そこによくわからず手をつけた糸川に弾が飛んできたんだ。
大野功統の秘書は利にさとい久間章生総務会長の意を受けて動いたらしい。
また、岩永の長男・聡明は南青山の土地地上げに関与してる地元・滋賀県の建設会社(平和奥田)の先兵として動いたようだ。
久間も岩永も利権に敏感だからね」
もちろんこの話が真実かどうかは分からない。
糸山議員がある日飲食店に呼び出され、国会で質問したことで儲けをつぶされたと怒る暴力団関係者に脅された。これは事実だ。そしてその同一店内に何故か小泉内閣の元閣僚の秘書2人がいた。これも事実だ。
こんな偶然があり得るだろうか。あり得んよな(笑)
上のエントリーの話が真実ならば、2人の代議士秘書の存在は「必然」だったのだ。
恐ろしい、あまりに恐ろしい話だ。小泉内閣はどこまで売国の塊なんだろうか。