やっぱり財務大臣は経済DQN

日本の、これから 「本当に増税しかないのか」

 谷垣 禎一、村尾 信尚は政府側の言い分を無理やり擁護する立場で「増税しかない」。マクロ経済の知識が根本的に欠如している。(本当は分かっている可能性もある)

 山口 二郎は大きな政府を推進する立場から増税に賛成。この人の言い分はいつも微妙だ。
 荻原 博子、室井 佑月は庶民の声を一番代弁していて「増税反対」。もちろん、マクロ経済の知識が欠如しているので限界はあるが、この日のゲストの中では相対的にマシだった。(だってほかのゲストもマクロ経済のことが何一つ分かっていなかったもん。)

 フリーターの兄ちゃんがNHKの作成した日本崩壊のシナリオに踊らされて、増税賛成を唱えていたのが痛々しかった。自分の首を絞める政策を支持してどないすんねん(^^;

 番組の全体的な感想としては、マクロ経済が分かっている専門家がいなかった(意図的に呼ばなかったのだと思うが)にも関わらず、アンケート結果は「増税反対派」が優勢だった。
 おそらく番組の意図は「増税は仕方がない」という印象を国民に植え付けるためだったと思うが、もしそうならばその目論見は失敗だったと思う。
 むしろ政府の垂れ流す「景気が回復した」という「大本営発表」に反して、生活の苦しい庶民が多いという事実を国民に知らしめたのではないだろうか。
 結果的によい番組だった。