また繰り返すのか
毎日新聞の調査によれば、なんと「新内閣に期待する政策」は「税制見直しなど財政再建」が「景気対策の強化」を上回ったそうだ。
財政再建を言い出すと、余計に財政が悪化してきた。(詳しくはこの記事を読んでちょ)それはこの10年で十分分かったはずだと思っていたが、世間的には浸透はしてないようだ。もちろん毎○新聞の経済記事はトンデモな記事が多いのでこの調査の信頼性もアレなんだけどね。
ちなみに同調査の1位は「年金など社会保障」らしい。
まとめるとこの調査により明らかになった(?)国民の意識は次のようになるらしい。
1位 「年金など社会保障」
2位 「税制見直しなど財政再建」
3位 「景気対策の強化」
1位は分かるが、2位って増税のことでしょ??みんな増税が好きなのか?
私の意見からすれば次の順番が正しいはずなのだが。
景気が回復する → 税収が上がる → 増税の必要がなくなる → 年金福祉の財源もなんとかなる
こういう順番じゃないのか?
逆にこの調査通りに政策を実行すれば次のようになると思われる。
年金、社会保障を充実させる → 増税で賄う → 個人消費が冷える → 税収が意図とは逆に減る → 財政は余計に悪化
こうでしょ?
もちろん次のような考えもあるのはあるが・・・
年金、社会保障を削減する(こんなこと言う奴はいるのか)→ 増税の必要はなし
→ 老人の餓死や心中が相次ぎ、ホームレスも激増、重病でも病院に行けなくて死ぬ人が激増 → どこの国やねん
まあ、現政権は小さい政府をうたっているはずだが、そのスローガンとは逆に政府が大きくなってる。(笑)それはそれで景気を下支えして来た面もあるので結構なことなんだけどね。
これからは税制面で「大きな政府」、福祉社会保障の面で「小さな政府」を目指すのかね?偉大な実験だな(苦笑)