小泉を褒めてみる

・あんまりにも経済無策なので民間企業は政府に期待することを止め、早期退職、新規採用制限を実行して社員を減らし、海外に工場を移すなどして収益力を高めた。

・中身は無いけど格好よさそうなパフォーマンスや言葉を連発して、政治を分かりやすくすることに成功した。

族議員を追放することによって、彼らに虐げられていた官僚を解放し、官僚に優しい政治を作り上げた。

・人の話を聞かないので地方の実情に詳しい議員の意見にとらわれない自由な政治を行った。
 
・支持率が落ちた時は(40%くらい)、国民をあっと驚かすパフォーマンスをすれば支持率をあげることができることを証明した。

・中身の無い法案を通したときは、その法案を自ら褒めることによって、その法案を立派なものに思わせることができることを証明した。

・反対意見を言う人を自民党から追い出したので、官僚の原案通りの法案を通すことのできる体制を整えた。

・「自己責任」という言葉を普及させ、政治の責任を軽くすることに成功した。

・「自衛隊の行くところが非戦闘地域」という新しい概念を生み出し、世界中どこでも自衛隊を派遣できることになった。

・巨大な郵便会社、保険会社、銀行を誕生させることになり、とんでもなく競争力のある民間企業を国自らが作り出すことになり、資本主義社会の見本のような政府であることを証明した。
  
・「人生色々、会社も色々」と言い、首相自ら会社員の多様な働き方の模範になってくれた。

・義務教育の費用を削減したので、民間の教育機関にビジネスチャンスを与えた。

アメリカ政府の意見だけは聞く、素直な政府であることを証明した。また肝心な時(常任理事国入り)にアメリカが反対に回っても寛容な態度を示し、アメリカへの愛は見返りを求めない無償の愛であることを証明した。




 いやあ、すばらしい実績ばかりだ。(棒読み)