田原総一朗氏が雑誌を創刊

 梅田に出たときに本屋の店頭で見つけた。もちろん、すぐさま購入。
ナベツネホリエモン小林よしのり鈴木宗男という豪華なメンバーのインタビューは彼の広い人脈の成せる技か。
 彼の知識がどこまで正しいのかは分からないが、読んでるとそれなりに面白い。
なんでもこの雑誌でジャーナリズムのタブーを破ろうとしているのだそうな。たしかに中身を見ると広告がほとんど入っていない。スポンサーには遠慮しなくていいことになるのだろうか。(PC批評みたいだな)
 もちろん、誰にも遠慮がないと言っても、内容が全て正しいかどうかは考慮しなくてはらない。だって、専門知識が間違ってたら変な結論しか出ない。たとえば、日本の国債の額が多いからヤバイ、とか平気で書いているが、これはどうなのか。正しい経済知識から発されてるとは思えない。
 また小泉が経済無策だから民間ががんばって日本を変えている、なんて言ってるあたりはなんとも不見識に思われる。んなこと言ったら政治なんていらん。逆説はどこまでも逆説でしかない。
 しかし、新聞とかの批判はかなり当たってる部分がある。
 全体として780円の価値はあるとは思う。これ買ったら続刊もでるだろうし。彼の挑戦の行方を見守りたい。