大学生も色々、大学も色々

 日本語の語彙力:私大生の19%「中学生並み」

 この記事に書いてあった設問に全問正解したから安心して記事を書く(爆)。
 この種の記事は定期的に出てくるのだが、私大生の19%が中学生並なんて今更騒ぐほどのことじゃないだろ。私大だって早稲田や慶應の一流どころから、ぬるぽ大学やDQN大学(さすがに実名を書くのは憚られる)まで色々あるわけだし。
 私は前から思っているのだが、この種のテストを年1回くらい学生に実施して、ある水準以下の大学は廃止にしたらどうだろうか。「人柄重視」(こんなもんただの差別である。)の推薦入試とやらを実施している大学は慌てるだろうが、大学は人柄を良くする機関ではない。人柄を良くするのは18歳ではちょっと遅い。(不可能ではないとは思うが)
 私学には私学助成金という意味不明のものが国から与えられているわけで、金を貰っている以上、何か結果を求められるのは当然だと思う。そうでなければカルチャーセンターに衣替えしたらどうか。
 お笑い芸人を教授にしたりだとか、やたら爽やかな広告を作るために金を使ったりしてないで、大学とはそもそも何か、という根本に立ち戻って考えたらどうか。 
 以下は調査を実施した教授の言葉だが、笑った。 

ゆとり教育、活字離れに加えて、学科試験を課さないAO入試や推薦入学など大学入試が多様化したため、私立大では多様な学生が混在する状況だ。

 
 「多様な学生」ってのは何だ。設問を作ってみた。

 1.様々な個性を持つ学生
 2.色んな名前を持つ学生
 3.単にア○な学生
 
 さすがに日本語の能力を問う調査を実施した教授である。言いたくないことは微妙な言い回しでごまかしている。