第2のナベツネを目指している?

 勝てない楽天をGMとコーチのせいにし、キーナートGMは降格、コーチは大幅入れ替えだという。本人は丸坊主にして報道陣にアピールまでしている。
 これが本気だとすれば、なんかずれている。
 昨年5位のオリックスと6位の近鉄から必要なしと判断された選手が中心になって出来たチームである。最下位になるのはある意味、分かりきっていたことなのである。5年計画くらいでAクラス入りを目指すのが妥当な路線である。
 補強選手を集めてきたGMの責任はあると言えばあるが、常識で考えれば、黒字を目指した緊縮予算の中で優秀な人材など集まるはずがないではないか。「金は出さないし、口は出す」なんて最悪である。ナベツネさんは口は出してたが、金の出し惜しみはしなかったぞ。
 今のままで黒字を目指すならば楽天は「弱くても愛されるチーム」路線でいくしかないのだ。ある意味数年前までの阪神の路線の踏襲である。(と言っても阪神も黒字になるまで相当の時間を要したわけであるが。)
 ひょっとすると三木谷オーナーの狙いは別にあるのかもしれない。彼の真の狙いは「楽天」の名前の徹底したアピールではないか。
 実際に、楽天は1勝しただけで話題になっていたし。連敗をすればするほどやはり話題になる。また、こうやって横暴なオーナーを演じて見せることで更にみんなが注目する。
 まあ、ただの推測なのだけど。 
 それよりも阪神・・・昨日の試合はなんだよおおお、逆転されるなよおおおおお。