「堀江式英単語学習帳 ほりたん」

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2005/03/14/6837.html

ドラゴン桜のお言葉がいっぱい散りばめてありますな。今の時期刊行だから来年の受験生向きか?
 ちなみに私は大学受験の際に単語帳を一冊も覚えなかった。丸暗記は得意じゃない、っていうか出来ないからである。今でも記憶は苦手である。
 いっとくけど、本書は本屋で手にとって見ただけ、受験生でも「堀江さん大好き」的なノリで買う人いるんだろう。そういう奴は受験の前に自分の頭を疑ったほうがいいけど。
 最近、本屋に行くと店頭に必ず「堀江本」が置いてある。
 これらの著作読んでも彼みたいになれるわけないと思うぞ。だって、今までだって、いろんな「成功本」ってあったでしょ。まあ、社長にはなれるか。儲かるかどうかは別問題だけど。
そもそもライブドアは「本業」ではTurbo Linuxを支援してみたり、Lindowsを宣伝したり、Skypeを応援したり、なんだかよく分からないことをいっぱいしてるマイナーなイメージしか私にはない。そういえばOperaもやってたな、あれはどうなったんだ。っていうかこれらの事業は利益を出してるのか?
 私は企業を、どういう商品を扱ってるかとか、どういう技術を持っているか、どんなサービスを提供しているか、という観点で見てしまう。(当たり前だが)
 どっかの企業を買収しただの、プロ野球チームを買収しただの、社長のしゃべり方が素敵だの、基本的には本業以外の話だ。
 こういう見方をすると「インターネット企業」(こういう風に新聞とか雑誌に書いてるけどこれほど意味がわからん言葉はない)を自称する会社って要するに、イマイチ何がしたいのか分からん会社が多いんですわ。何が柱なんだ、と問い詰めてみたい。
 このページを見るとかなり的確に書いてある。

 http://nk-money.topica.ne.jp/gyokai/gyokai13.html

つまりヤフーのビジネスの本質は、テレビやラジオと同様のメディア事業である。

 

楽天は、楽天ブランドのエクイティ(資産価値)を活かした戦略展開を行う“ブランディング・カンパニー”でもある。

ライブドアは実態的には投資会社であり、戦略的生命線は高株価にある。

 あ〜あ、こんなにはっきり書いちゃっていいんですかね(笑)
幽霊の正体見たり、的な感覚ですな。

 今の時代を「産業革命」と比して「情報革命」とか語ってる人もいるけど、限りなく怪しい。単に新しいビジネスチャンスが広がった、という程度のことじゃないのか。(そういう風に語る人に限ってPCなんて触ったことなさそうな人なのは私の気のせいか)必要以上に幻想が膨れ上がった感がある。
 こんなアホな状況がずっと続くわけないし、いずれ適正に評価されるだろう。