以下のことをなるべくしないようにブログを書きます

1.根拠のないことは書かない

2.簡単なことを難しく書かない

3.知らない言葉は使わない

4.非科学的なことは書かない

5.陰謀論めいたことは書かない

6.ことわざを言いたいことの根拠に使わない

解説

1:こんなの当たり前だと思うかもしれませんが、大新聞の社説だって、根拠のないものが散見されます。根拠のない言説をするとその個人の印象のみに裏付けられた言説を周囲に押し付ける迷惑な人になってしまいます。権威があるとされている媒体または個人がこれをやると、多くの共感者を得てしまったりするので不思議なものです。

2:ブログのみならず、論壇雑誌を読んでいるとやたらに小難しく書いてある文章に出くわします。しかし、よく読んでみるとあんまり中身がないことを難しく書いてあるだけだったりすることが多いので困りものです。自分が利口だと周りに思わせたいのでしょうか?

3:2と似ているのですが、知らない言葉を分かったつもりで使うと、自分でも何が言いたいのかわからない文章になってしまいがちです。昔、文系の某学者が微分とか、エントロピーとか科学技術用語を多用した文章を書いていたのを読んだのですが(書いてる主題は科学と関係なかった)、何が言いたいのかさっぱり分かりませんでした。理系の専門用語が文系では違う意味で定義されているのでしょうか?

4:超能力だとか気だとか、占い師だとか血液型別性格判断、UFOだとか。「ないという証拠はない」のですが、かかわるのは不毛です。あとは病気についての誤った知識ですね。

5:ある事象を特定の宗教団体、人種と結びつけ、「全ては〜〜の陰謀だった」としている文章がネット上では散見されます。一般書でもこういう本は存在して、書店に並んでいるのだから恐ろしいことです。某巨大掲示板では自分が分からないことに対してすぐに「×○の陰謀」とか書いてあったりしますが、これは考えることを放棄している行為です。
 
6:古今東西のことざわを探せば、意味の相反することわざはすぐに発見できます。それらを引っ張り出して文章の根拠とすることは意味がないし、思考停止です。

 今まで私が書いた文章で上のことが守れているかどうかは分かりません。しかし、なるべく守りたいと思ってます。