ホリエモンの元部下の話

http://d.hatena.ne.jp/kibashiri/20050223/1109117123

ホリエモンさんの元部下から聞いた話を掲載しているようだ。

色々と面白いことが書いてある。

ホリエモン『Kさん。知ってますか?僕はね、死なないんですよ』

実はこれ、彼のの著書「稼ぐが勝ち」にも書いてあった。
どういう意味かは不明である。文字通りの事を言ってるんだとしたらかなりアレである。彼の著書の中に書いてあることでこの部分だけはどうしても理解できなかった。(彼は文系だったらしいので科学に無知だった、というのが私の見解である。)この言葉を聞いた人物Kは、これをきっかけにホリエモンのもとから去った、と主張しているらしい。しかし、それは恐らく正しくないだろう。前からついていけないと思っていて、この言葉がさらにその感情を後押しした、というのが本当の所であろう。

 そんなことよりも私が注目したのはこの部分だ。

「彼は有能な経営者であり策士であり、評価されるべき人物であることは間違いないと思うよ。ひどい人間ではなくて、彼の行動の原動力、キーワードは『オプティマイズド・最適化』だと思う。最適化された環境を提供して顧客ニーズをつかむ、そのためにあらゆる手段を講じる。彼の行動は彼なりにクリティカルであり、利用できる資源を最適化しつつ活用しているんだ。」

 これ以上無いくらい彼を適切に表した言葉ではないだろうか。

「その答えは利用される側に立って考えれば自明でしょう。彼は優しい男では決してないってことだよ。田中真紀子と同じで彼から距離を置けば置くほど彼の評価はある意味高くなるけど、彼を良く知る人間ほど彼をよく言う者はいないだろうということさ。」
 
 確かに織田信長だって周りから慕われてはいなかっただろうな。でも、短期間で急成長する企業の社長ってみんなこうじゃないのか?(私は急成長企業の社長の知り合いがいないので、はっきり言えないけど) 

 人徳に溢れ、部下全員に慕われ、商売敵でも彼を悪く言う人がいない急成長企業の社長。。。。こんな人物、実在するとは思えない。また会ったことも聞いたこともない。人徳だけで商売できるとはとても思えん。