さようなら、おじいさん

 先週祖父が亡くなった。90年も生きたので天寿を全うしたというべきであるが、「(´ι _`  ) あっそ」なんてことにはやはりならないわけで、幼少から祖父とかかわって来たので色々と思うことはあった。
 葬式には300人ほど集まった。一般人にしては大人数と言うべきであろう。
 祖父の直接の友人はこの数年で死に絶えてしまい、祖父の学生時代の友人が1人だけご参列されていた。兵隊に行ったという祖父の親戚ももう80を超えている。祖父の経歴はそれなりにすごいものであるのだが、私は祖父が悠々自適の暮らしをしていた姿しかしらないので、凄い人物である、という実感はあまりない。しかし、参列者は口々に祖父を褒め称える。
 集まった親戚、祖父を生前知っていた人達が祖父を語る姿を見て思った。
やはり人間は人間との関係のなかに生きているのだ。ネット社会といえども、それは人間の関係性をほんの少しだけ変えただけで、世の中を全く変えたわけではないのだ。やはり人間は生まれた環境、家族、親戚などの関係性から逃れられるものではない。
 昔からずっと続いていて受け継がれているもの、それは確かにあるのだ。個人主義やインターネットなど、イデオロギー、通信手段などがそれらを180度変えてしまうわけではないのだ。
 そんな当たり前のことを再認識した・・・・
 ( ̄~ ̄;) ウーン 某大新聞の、「毒にも薬にもならない投稿欄」みたいになってしまったw