退任前になって急に正直になったな

「増税してくれというまで削れ」首相、諮問会議で発言

 小泉首相が22日の経済財政諮問会議で「歳出をどんどん切り詰めていけば『やめてほしい』という声が出てくる。増税してもいいから必要な施策をやってくれ、という状況になるまで、歳出を徹底的にカットしないといけない」と発言していたことがわかった。27日に公表された会議の議事録で明らかになった。

 はい、バカ小泉もすっかり正直になりましたね〜。あの小泉の気に入ることしか言わない電波経済学者ぞろいの経済財政諮問会議で本音を吐露したそうな。

ところで日本経済復活の会の これで景気がよいと言えるのか。から拝借した下図よれば日本の名目GDPはここ10年でこういう動向になっているそうだ。
 これを見れば一目瞭然である。政府はいざなぎ景気以来の好景気とか史上最低の大本営発表を繰り返しているが、数字は日本の実態を示している。つまり日本は他の先進各国に比べてあまりに低い成長にとどまっているのである。これは日本だけが不適切な経済政策を繰り返していることを如実に示している。せめてドイツ並の成長をしていれば、増税も歳出削減も全く必要なかったのである。失政のツケを国民に払わせようというハラである。ムカムカする。
 
 

また小渕内閣のころの積極財政のおかげで一人当たりの名目GDPは世界2位まで回復したのだが、その後の森、小泉で落ち込む一途であることも下図は明らかに示している。「積極財政は効かない」などというのは大嘘だったのである。
 

 

 ここでアホ小泉にふさわしい退任時の最後の挨拶を考えてあげよう。
 小泉「「構造改革」と「緊縮財政」を続ければ日本は経済成長できる、などと大嘘を言い続けた結果の大増税で〜す。失敗しちゃった〜てへへ。でも、国民も賛成したじゃん。私のせいじゃな〜い。」
 と言って経済財政諮問会議のメンバーもろともドリフのコントのように大爆発するのである。(ただしこの場合は本当に爆死する。)
 これをやったら歴史に残るよ。