オススメ本
99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 光文社新書
科学論の本。理系の人だったら割合面白く読めると思う。科学の話を割合平易に記述してはいるが、文系の人にはちとつらいかも。
最後まで読むと「あ、科学ってそんなに確固としたものじゃないんだ」とハッとさせられる本である。それでいてオカルト本に堕すことはなく*1、最後までちゃんとした科学の本。
著者は元研究者らしいが、研究の現場を経験しているからこそ、「科学はそんなに確固としたものじゃない」なんて言えちゃうんだろうな。
頭をちょっとかき回したい人にはオススメ。
