反新自由主義を宣言した小林よしのり

 白内障の手術を受けるために休載していた小林よしのりが先月復活。
そして復帰第2作目の今週号のSAPIOで反ネオリベラリズム新自由主義)を高らかに宣言した。
 私はこの日を待っていた。最近の小林は沖縄の関する作品ばっかりで新自由主義の台等を見逃していた。はっきり言ってしまえば沖縄に関するそれらの著作は個人的にはつまらなかった。このせいで私はしばらく彼に興味がなかった。しかし、彼は本来反米かつ日本の伝統を保守する精神の持ち主である。その小林よしのりがついに立ち上がったのだ。それを証明するように1月13日発売の「わしズム」は年次改革要望書特集をすると言う。
 文藝春秋に引き続いてついに反新自由主義の流れがマスコミにも起こったのだ。
 2006年は保守主義の巻き返しの年になるかもしれない。