ブルーハーツを聴いたとき以来の衝撃

 電車男の主題歌「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ 」を歌ってるのがサンボマスターっていう連中らしいって知って、「あ、あの太ってる奴じゃね?」くらいの認識しかなかったのだけど、彼らの曲をじっくり聴いて見ることにした。
 いろいろ曲はあったけど「歌声よおこれ」のPVを見たら鳥肌が立った。それは僕が小学生の頃、TVからブルハーツの「人にやさしく」が聴こえて来た時以来の衝撃だった。こんなに音楽が興奮したのは一体何年ぶりだろう。パワーの塊を投げつけられてるみたいに私の心にガンガン響くのだ。
 PVを見てるうちになんか急に涙が出てきた。
 こんな連中がいたとは・・・見た目は最悪である。ブルーハーツの連中は結構、イカシタ外見だったのに、サンボマスターと来たら!なんとボーカルの山口は太ってるのだ!太ってるのはロックンローラーとしては反則だ。少なくとも俺の知ってるこれまでのロックンローラーはみんな痩せてる。これは例外ない、と言い切ってもいい。もうそこからして反則だ。おまけに実際にもてないらしい(爆)
 でも、こんな格好悪い奴の口からとんでもなく素晴らしい歌声が発されるのだ。単純だけど心に最高に響く歌詞。
 こんな奴はブルーハーツ以来だ!日本のロックは彼ら以来の「単純言葉」の革命児を迎えたのではないのだろうか、とまで私は言い切ってしまいそうになる。いや、言い切る。
 ひょっとして、今頃、彼らの音楽の素晴らしさを知ったのは俺だけか?だったらすごい損した・・・_| ̄|○
 
 「歌声よおこれ」の歌詞