植草氏の弁明

 今週号のSPA!を見たら、植草氏が大川総裁と対談してた。この中で彼はあの覗き事件は「陰謀」であるとほのめかしていた。控訴しなかったのも「全てが仕組まれていたので裁判しても無駄ぽ」(私の要訳)と思ったからだそうだ。
 なるほど、確かに彼は小泉内閣の経済政策(=竹中路線)を繰り返し批判していた。現在の小泉政権は度々危機がささやかれたが、そのたびに「驚くべき強運」で事なきを得てきた。
 植草氏の弁明が真実だとすればこの「驚くべき強運」は巧妙に仕組まれたものであるということになる。
 うーん・・・・ホンマかいな・・・なんか全ての事件を某宗教団体に結びつけたり、ユダヤ人と結びつけたりするのと変わらないレベルの話の気がする・・・
 地裁の判決なんて高裁でひっくり返ることが多々あるのに、やはり控訴しなかったのは奇妙だ。
 しかしながら私は彼が無罪だろうが有罪だろうが、彼の社会的な地位、及び仕事が奪われるべきではないと思っている。彼が無罪と主張しているこの犯罪は、そこまでのレベルの犯罪ではないと思うからである。覚せい剤や殺人、傷害、盗難、公金横領、売春などの高度に反社会的な犯罪に比べれば、全てを失うほどの犯罪とは思えないからである。
 もちろん覗きは良くない。しかし、それをもって彼の能力の発揮の機会が全て奪われるのはあまりに制裁が重すぎる。
 彼は今後本業をがんばっていくそうだから、彼の今後の仕事に大いに期待したい。
 彼の無罪を信じるHPにリンクしようかと思ったが、彼の無罪を信じなきゃ書き込みしてはいけないらしいので、リンクもしないことにする。