なるほど、すごくいい文章だ。

 この記事を読んで思った。

「自分の話を頭から信じ込む」タイプの人っていますねえ。若いころだったらこれもある程度矯正可能だと思いますが、そのまま歳を取るとさあ大変、老害そのものです。そういう人は、自分で自分を騙してる「変な状態」を長い間続けていてもはやそれを「変」だと思わなくなってしまってるのでしょう。

「お前のためを思って、言ってるんだ」
というのは人を深く傷つけることばを告げるときの常套句ですが、このことばを口にしている人は「私はこの人を傷つけるために、あえて傷つくようなことを言う」という「真実」を決して認めません。
ご本人は「お前のためを思って」という(端から聞くと恥ずかしいくらいに「嘘くさい」)フレーズを心から信じているんです。
「自分がいったん口にしたことば」だから。
それだけの理由で。
不思議な力です。

 私も人生で何回かこんな言葉を聞いた事があります。力関係のない人だったら無視、又は論破できちゃうのですが、上司や先生がこんな言葉を発するとさあ大変、部下や生徒は死ぬような苦しみを味わいます。日本の年功序列のシステムだとなぜかそんな人が上の地位にいたりするのです。
 私もそんな経験がありました。私はなんとか逃げることが出来ましたが、私の後輩や先輩にはその人のために精神を病んでしまった人が大勢いました。
 もちろん未だに本人からの謝罪の言葉はありません。だって本人はすごくいいことをしたと思ってるのですから、「謝罪」なんて本人的にはあり得ないのです。
 もうその人は定年しましたが、その人が定年するときはどっかに天下って周りに迷惑をさらにかけるのかと心配しましたが、どっからも声がかからなかった模様です。これ以上社会に害悪を撒き散らす事態だけは避けられた模様です。
 そういえば「自分の話を頭から信じ込む」って、確かわが日本の首相も・・・うわなにをするやめろくぁwせdrfgtyhじゅきぉ;p(一回このオチを使ってみたかった。)