中央公論の12月号に

 切込隊長こと山本一郎氏の「三十代で五〇〇億稼ぐ世界のカラク
ライブドア」「楽天」のマネーゲーム」という記事が載っていた。
 ライブドア楽天の経営手法、内容をちゃんと説明していた。
 いままでなんとなく、こうやってるんだろうなあ、と思ってたいたけど、資料をもとにちゃんと説明している山本氏の才能はやはり素晴らしいものがある。
 「保守主義者」山本氏は「時価総額経営」をいかがわしいと思っておられることが良く分かった。(まあ、大抵の人はいかがわしいと思ってるだろうけど)
 あとネットベンチャーの経営ををダイエーのかつての経営手法と比べておられるのもかなり分かりやすかった。しかし「銀行から借りた金は返さなきゃいけないけど」「投資家からの金は投資家が損をするだけ」(こんな文章だったと思う。間違ってたら許せ)ってのはそんなものなのだろうか? これは直接金融と間接金融の違いだと思うけど、この辺の事情や法律には全く詳しくないので分からないけど。
 だとするとネットベンチャーたちの手法はある意味「正解」であり、ダイエーのような「破綻」はないのであろうか?
 某会社はひたすら拡大路線をひた走り、巨額の赤字を出し続けてはいるけれども、投資家から金が集まり続けている限りはこの手法は有効である。
 どっかで黒字に持って行く算段とかはあるのだろうか?私にはかなり謎である。