小泉は約10年前にこんなことを言ってたのか!

 先日、あるきっかけで10年前に小泉純一郎が書いた本を読んだ。
彼はその著書「官僚王国 解体論 日本の危機を救う方法」でこういっている。

小選挙区比例代表制は廃止すべきで中選挙区復活がいい

→総理大臣になってから、彼はそんなこと言いましたっけ?

 財政投融資を止める為、また郵便事業民業圧迫をやめる為の郵政三事業民営化

→今のところ一括民営化だそうで、財政投融資が止まる見込みはなさそう。
 おまけにゆうパックの値下げでさらに民業を圧迫。

首都を移転して、東京一極主義を打破しろ

→地方から財政をもぎ取っただけ、首都機能移転なんて彼の口から聞いたことないぞ。
 今のところ地方の首を絞めてるだけ。東京一人勝ちで石原慎太郎高笑い。

官僚主義を打破しなくてはいけない

→実際は財務省の官僚の言うがまま。
 大学の法人化など政治への圧力の少ない、文句を言う少ない人々を切っただけ。

やっぱり彼は何一つ成し遂げていない。おまけに国会の答弁を聞いてる限り、この本を彼が書いたとは思えない。恐らくゴーストライターが書いたものと思われる。
(小泉の国会討論は支離滅裂で無茶苦茶だし)


 反主流派で文句を言っているうちは良かったけど、いざ、自分が総理大臣になってみたら全然ダメ。TVでウケのいいことを言ってた評論家連中を使ってみたものの全くダメ。
 
 彼の在任中、株価は暴落、失業率もうなぎ上り。犯罪検挙率も最悪。イラク自衛隊を派兵して暴力団アメリカ)の忠実な犬であることをアピール。

 ああ、一体何がしたいのやら。
 
 パフォーマンスにだけは長けているので、人気だけはある。
 
 育ちだけはいいのでクリーンさだけは自慢。
 
 国民に痛みは強いるが、自分は生まれてから一度も痛みは味わったことは無い。

でも、後2年間この悪政は続く。

 さらにひどい痛みを、さらに多くの国民が被ることになるだろう。